大人数の宴会で「予定通りの人数が来た」ことは、正直ほとんどありません。人数変動は前提として、被害を最小限にする仕組みを最初に作っておくのが幹事の腕の見せどころです。

キャンセル料の相場を知る

タイミング一般的なキャンセル料
3日前まで無料〜コース料金の30%
前日コース料金の50%
当日コース料金の100%
無断キャンセル100%+今後の予約を断られることも

これは目安で、貸切の場合は1週間前から発生することもあります。また「人数減少」も減った分のキャンセル料の対象になるお店が多い点に注意。「30名で予約して25名になった」場合、5名分のキャンセル料が発生する可能性があります。

人数変動に強い予約の仕方

  • 見込み人数の少し下で予約する:出席見込み30名なら27〜28名で予約し、増える分は当日追加をお願いするほうが安全(減らすより増やすほうが店は対応しやすい)
  • 「何名まで無料で減らせるか」を聞く:多くの店は3日前までなら数名の減少は無料。この条件を確認してから最終締切日を決める
  • 最終確定日を店の締切より1日早く設定する:参加者の締切と店の締切を同じ日にすると、深夜の欠席連絡に対応できません
  • コース人数と席人数を分ける:「コースは28名分、席は32名分確保」ができる店なら、増加に強くなります

ドタキャンを減らす案内文

案内文に入れる3行:

「最終出欠締切:〇月〇日(〇)18時」
「締切後のキャンセルは、お店のキャンセル料が発生するため会費全額をいただきます」
「欠席の場合は必ず幹事(〇〇)まで直接ご連絡ください」

締切とルールを最初に明記しておくだけで、ドタキャンは体感で半分になります。さらに事前集金にすると、払った人はほぼ来ます。50名以上の会や貸切では事前集金を強くおすすめします。

当日欠席者の会費の扱い

  • 原則:締切後の欠席は会費全額(またはキャンセル料の実額)をもらう。最初に案内していれば揉めません
  • 例外を作るなら:急病・忌引・業務命令など。ただし例外の基準は事前に決めておき、その場の空気で決めない
  • 代わりの参加者を立ててもらう:欠席者が代打を見つければキャンセル料なし。この「代打OK」ルールは案内文に書いておくと機能します

店との交渉のコツ

  • 人数が減りそうだと分かった時点で、締切前に早めに相談。店はコース食材の発注前なら柔軟に対応してくれます
  • 減った分を「追加のドリンクや一品料理」で補う提案をすると、キャンセル料を免除してもらえることがあります
  • 逆に増える場合は、「席だけ確保して料理は当日追加でも良いか」を聞く。大人数の店は追加対応に慣れています
  • 電話で交渉したら、内容をメールやネット予約の備考に残してもらう

幹事が損をしないために

キャンセル料の負担を幹事が一人でかぶるのは避けましょう。ルールを案内文に書き、収支を翌日に報告し、不足分は理由を説明して参加者に均等にお願いする。この透明性があれば、参加者は納得しますし、次回も協力してくれます。

人数が読めない段階でお店を探すなら、人数から探すで多めの人数のページを見て、収容力に余裕のある店を候補にしておくと、増減どちらにも対応しやすくなります。